当センター について
ビトゥルビウスは、最先端の質の高い医療を
提供する能力、思いやりある献身と卓越性を
備えたメキシコの心臓血管ケアの専門センタ
ーです。当センターのチームは、1 つのセンタ
ーの中に心臓血管医学の総合的かつ先進的
な解決を提供できる集団を 1 つに統合するこ
とを目的として、小児や成人のケアのため、心
臓血管画像、心臓インターベンション、電気生
理学・不整脈、内分泌学、呼吸器学、腎臓学を
当センター の使命
思いやりのある質の高い対応でサービスを提
供するとともに、あらゆるタイプの心血管疾患
を予防・診断し、患者さんに対して有効な治療
を行う能力を備えた専門性の高い卓越した医
療センターを目指します。
当センターのビジョン
いやりのある質の高い対応でサービスを提 供するとともに、あらゆるタイプの心血管疾患 を予防・診断し、患者さんに対して有効な治療 を行う能力を備えた専門性の高い卓越した医 療センターを目指します。
当センターの価値観
指導力、献身 、清廉、誠実、真実、ヒューマニ ズム。
医師
心血管疾患の効果的な予防、診断、治療に関 する専門医チームを確立しています。
当センター のサービス
当センターの総合的なアプローチと心臓専門 医のチームワークにより、以下の対応が可能 です。心血管代謝検診、スポーツ選手向け心血管代 謝検診
当センターの総合的なアプローチと心臓専門 医のチームワークにより、以下の対応が可能 です。
心臓学分野における心臓カテーテルによるダ イナミック非侵襲的画像・侵襲的画像診断検 査
心臓、大動脈、末梢血管の疾患や先天性心臓 欠陥の早期発見
様々な医学専門分野を扱う心血管疾患の集 学的対応(多専門的モデル)
心血管疾患の先進的治療
心血管代謝疾患の予後層別化
心臓リハビリテーション
心血管・代謝医学の革新的治療法
診断サービス
診断サービス
負荷試験
一定の運動負荷に対する心臓の動きの評価 に資する検査です。運動中に酸素代謝の必要 性が高まると、心臓は、より多くの血液を送り 出すことが必要になります。こうした原理に基 づき、この試験により、管理された身体的スト レスをかけたときに、心臓に血液を循環させる 動脈の血液供給が不足しているかどうかを特 定することができます。 医師は、心臓動脈の血液供給の変化、不規則 な心拍や不整脈を診断するため、あるいは、 運動に関連した胸部の痛みや呼吸困難など の症状を検出するために負荷試験を利用しま す。 この試験は、冠動脈疾患の検出検査、リスク 要因がある健康な人の健康診断、あるいは、 心臓リハビリテーションプログラムの一環とし て行います。
患者さんへの注意事項
1) 検査当日は軽い朝食にしてください。
2) 検査当日は、β 遮断薬(メトプロロール、カ ルベジロール、ビソプロロール、ネビボロー ル、アテノロールなど)以外の薬は飲んでも構 いません。
3) 楽な服装で運動靴を履いてお越しください。
患者さんへの注意事項
1) 検査当日は軽い朝食にしてください。
2) 検査当日は、β 遮断薬(メトプロロール、カ ルベジロール、ビソプロロール、ネビボロー ル、アテノロールなど)以外の薬は飲んでも構 いません。
3) 楽な服装で運動靴を履いてお越しください。
心エコー検査
心エコー検査は、高周波の超音波を使ってリ アルタイムで心臓の画像を撮る非侵襲検査で す。この検査は、診察室での補足的な評価の 一環として患者のベッド上で行うことができま す。医師は、以下の心臓パラメータを評価する ため、この検査を利用します。
• 心臓の大きさと形状、および心臓腔 • 心臓壁の厚さと動き
• 心臓の収縮とポンプ機能の能力
• 心臓弁の正常な機能
• 心臓内部の腫瘍、血栓、感染の評価
• 心臓の外側被膜(心膜)に関係する問題 • 心臓の構造の異常や先天的欠陥
• 心臓の大きさと形状、および心臓腔 • 心臓壁の厚さと動き
• 心臓の収縮とポンプ機能の能力
• 心臓弁の正常な機能
• 心臓内部の腫瘍、血栓、感染の評価
• 心臓の外側被膜(心膜)に関係する問題 • 心臓の構造の異常や先天的欠陥
心電図モニタリング(ホルター心電図)
ホルター心電計は、電池で作動する持ち運び 可能な装置で、心臓の電気的活動を 24 時 間、48 時間または 7 日間連続して記録するた めに使用するものです。ホルター検査では、胸 部の表面に取り付けた電極一式を用いること で、医師は、日常生活における心電図の連続 記録によって心臓の電気的活動を認識するこ とが可能となります。この検査は、動悸、失神 を訴える患者や電気伝導や心拍の変調(徐 脈・頻脈)の疑いがある患者に対して有用で す。
足関節上腕血圧比(ABI)
足の血圧と腕の血圧の比較に基づく臨床検査 で、下肢の動脈の血流閉塞の検出可能性を 特定します。この検査は、下肢の血流に影響 する末梢動脈疾患を診断するのに有用です。 ABI は、身体検査の一部として、ドップラー血 流計を用いて血流を測定します。この検査は、 医師にとって、糖尿病の患者、下肢潰瘍や慢 性腎不全を患う患者の下肢動脈に血流閉塞を 特定する助けとなります。
心臓核医学検査
冠動脈疾患、心筋疾患、化学療法により誘発 される損傷を診断するために放射活性薬剤を 用いる心臓の非侵襲的画像検査です。放射性 医薬品の摂取によって心臓組織の血流を評価 するため、画像は、断層撮影(SPECT)ができ るガンマカメラで撮影します。この画像検査 は、安静時と比較した負荷時での心臓への血 液供給の変化(虚血)、固定性欠陥や梗塞、心 筋生存能を特定するのに有用です。
心臓断層撮影(CT)
心臓 CT は、コンピュータを使った X 線による 画像技法で、ミリメートル単位で心臓の断面像 を描写するものです。医師は、心臓の構造・機 能や血管を検査するために、心臓 CT を使用 します。また、この検査は、心臓動脈のアテロ ーム硬化性プラークのカルシウムを測定する ことで(冠動脈カルシウムスコア)、リスク要因 のある患者の心血管リスクを評価するのに有 用です。正常なカルシウムスコアは 0 です。
心臓磁気共鳴
心臓磁気共鳴(MR)は、磁場、電波、コンピュ ータを使って高解像度画像を取得するという心 臓の非侵襲的検査のための画像技法で、電 離放射線を使わないという利点があります。こ の検査によって、1 回のスキャンで心臓の構 造・機能の精査、血流分析、ガドリニウム造影 剤とのコントラストによる心筋組織での増強パ ターン分析、先天性心疾患や沈着疾患の精査 が可能となります。
心臓インターベンション処置
心臓カテーテル法
心臓カテーテルは、心血管系の内部へ挿入す るために設計されたカテーテルという管を使っ て心臓の働きを調べる処置です。この処置は 血行動態ラボラトリーで行われ、心腔や主な血 管の圧力の記録をとって心臓血管の閉塞を特 定し、ステントという管腔内人工装具を使用し てこれを処置することが可能となります。
冠動脈血管形成術
冠動脈血管形成術は、心臓発作のリスクがあ る組織の血流を回復させるために、バルーン とステントを使って心臓動脈の閉塞を除去する 低侵襲的処置です。
冠動脈血管形成術には、閉塞した血管を通る 血流を増やす、胸痛(狭心症)を軽減して症状 によって限られていた体力を向上する、死亡 率を下げるといった利点があります。
冠動脈血管形成術には、閉塞した血管を通る 血流を増やす、胸痛(狭心症)を軽減して症状 によって限られていた体力を向上する、死亡 率を下げるといった利点があります。
末梢血管形成術
末梢血管形成術は、ミリ単位で設計されたカテ ーテル、バルーン、ステントを使って血管内部 から閉塞した動脈を開通させる処置です。大 動脈とその主要分岐動脈である頸動脈、椎骨 動脈、鎖骨下動脈、腹腔動脈、腸間膜動脈、 腸骨動脈、大腿動脈、膝窩動脈、脛骨動脈、 足背動脈、足底動脈などの治療も含め、患部 の血流を回復させることを目的とします。
構造的インターベンション
心臓の構造を侵す疾患の治療のために設計 されたカテーテル、バルーン、金属機器を用い るインターべンショナル心臓学の分野の一つ です。心房中隔や心室中隔の先天性または後 天性欠損の閉鎖、心臓塞栓症のリスクがある 患者の心耳の閉鎖、肥大型心筋症を患う患者 の心室中隔のサイズ縮小、僧帽弁の修復 (Mitraclip)、カテーテルによる大動脈弁の置 換(TAVI: 経カテーテル大動脈弁置換術)など を含みます。
電気生理学的処置
電気生理学的検査
電気生理学的検査は、医師が心不整脈の性 質を理解し、それによって特定の治療を提供 する一助となる侵襲的検査です。鼠径部の血 管にカテーテルを挿入し、心臓まで到達させ、 そこで心臓に微弱な電気刺激を与え、それに 心臓がどのように反応するかを記録します。
高周波アブレーション
(カテーテルを通じ)無線周波数エネルギーを 加えることで、異常な不整脈の原因となってい る心臓組織に熱による火傷を起こす(焼灼す る)ものです。異常な組織を焼き切ることで、正 常な心拍を回復させることができます。
冷凍アブレーション
この技術は、極低温化(マイナス 30°C以下)す ることで異常な心臓組織に凍傷を起こすもの です。これによって、正常な心拍を回復させる ことができます。
3D 心臓マッピング
心臓の三次元(3D)電気的マッピングは、不整 脈の原因を特定するために用いられます。心 臓の解剖学的構造や電気的活動をマッピング して構築するために電気に敏感なカテーテル を使用します。
ペースメーカーの装着
心臓ペースメーカーは、スマートコンピュータ のように機能する小型機器で、患者の皮下 (一般的には鎖骨の下)に植え込み、導線によ って心臓と繋ぐものです。心臓の電気的活動 の遅延を検知し、心臓を刺激するために電気 信号を送ることによって、心臓の鼓動停止を防 止することができます。
植込み型除細動器の装着
除細動器は、ぺースメーカーに似た装置で小 型コンピュータのように機能します。患者が致 命的不整脈(心室頻拍、心室細動など)を発症 したときに、これを検知し、通常の心拍を回復 させるべく微弱な電気ショックを発生させます。
心臓血管手術
頸動脈内膜剥離術
脳血管イベント(脳卒中)のリスクを低減するた め、頸動脈のコレステロールプラークを除去す るために用いられる外科的処置です。手術は 全身麻酔または局所麻酔によって行われ、頸 部と頸動脈を線状に切開し、コレステロールプ ラークを摘出し、そのまま血管壁縫合またはパ ッチを利用して外科的に修復します。
冠動脈バイパス形成
バイパス手術は、多枝冠動脈疾患を患う患者 の心臓動脈閉塞を防止するため、迂回路すな わち「バイパス」を作るグラフト血管を吻合する ことで新たな経路または分岐を形成して、心臓 への血流を改善する処置です。
バイパス手術の実施は、まず胸骨を切開し、 特別な溶液により心臓の鼓動を停止し、血液 を体外人工心肺装置によって循環させ、医師 が動脈患部にグラフト血管(バイパス)を吻合 できるようにします。冠動脈バイパスを吻合し た後、心臓の動きを正常に再開させます。この 手術は、厳選された症例においては、胸部を 小さく切開して心臓を停止させずに行う術式、 あるいは、心臓カテーテル法とステント留置の 技術を組み合わせたハイブリッド的処置によっ て、低侵襲的に行うこともできます。
バイパス手術の実施は、まず胸骨を切開し、 特別な溶液により心臓の鼓動を停止し、血液 を体外人工心肺装置によって循環させ、医師 が動脈患部にグラフト血管(バイパス)を吻合 できるようにします。冠動脈バイパスを吻合し た後、心臓の動きを正常に再開させます。この 手術は、厳選された症例においては、胸部を 小さく切開して心臓を停止させずに行う術式、 あるいは、心臓カテーテル法とステント留置の 技術を組み合わせたハイブリッド的処置によっ て、低侵襲的に行うこともできます。
心臓弁形成術
心臓弁は、血液の逆流を阻止して、静脈、心 臓、動脈という一方通行の血流になるようにす る水門のような機能をもった機構です。この手 術は、胸骨を切開して心臓まで開き、血液に 酸素を供給し二酸化炭素を除去する人工心肺 装置を使って行います。心臓を露出させた後、 外科医は、弁輪の修復(弁輪形成)、弁の修復 (弁形成)または罹患した弁の取り換え(弁置 換)を行います。弁形成は、僧帽弁や三尖弁 の修復に用いられる技術です。大動脈弁は、 一般的に、人工生体弁または人工機械弁(ス テンレスまたはチタン製)に置換されます。ま た、小開胸、胸骨小切開、ロボット支援手術、 経皮的インターベンション(TAVI)などの低侵 襲技術も使用されます。
末梢血管手術
胸部大動脈やその分岐血管、上肢または下肢 の循環血管の疾患を治療する手術手技を用 いる処置です。罹患血管の一次修復、血管セ グメントの人工血管やグラフト血管への置換、 動静脈瘻配置または動静脈吻合のための手 術手技や、バルーンを使った血管インターベン ションやステント留置などのハイブリッド手技の 適用も含みます。
心臓リハビリテーション
心臓リハビリテーションプログラム(PRC)は、 医療活動、身体トレーニング活動、心理社会 的活動といった一連の多種専門分野にわたる プログラムです。心臓疾患を患う、特に心筋梗 塞、血管形成手術、心臓手術を経験した後の 患者をはじめ、心不全など他の心肺疾患によ り機能的能力が減少してしまった患者に対し て医学的支援を提供することを目的とします。
このサービスは、医学的評価、運動処方、リス ク要因の修正、患者の教育と指導で構成され ています。これらのプログラムは、心臓疾患に 関する生理的・心理的に有害な影響を抑制 し、突然死や梗塞再発のリスクを低減し、心血 管疾患の兆候を管理し、病気を安定化または 治療し、心理社会的状態を改善するために設 計されています。
このサービスは、医学的評価、運動処方、リス ク要因の修正、患者の教育と指導で構成され ています。これらのプログラムは、心臓疾患に 関する生理的・心理的に有害な影響を抑制 し、突然死や梗塞再発のリスクを低減し、心血 管疾患の兆候を管理し、病気を安定化または 治療し、心理社会的状態を改善するために設 計されています。